2月26日に出火した林野火災は大船渡市の面積のおよそ9%にあたる2900ヘクタールが焼失しました。全壊家屋は76棟、一部損壊を含めると200棟以上の建物が被害を受けました。
3月26日現在、発生から一ヵ月が経っても「鎮火」宣言はされておらず、消火作業が続いています。
発生から1か月となる今も、自宅が被災した人などが避難を余儀なくされていて、避難所などにいる人は25日夕方時点で194人となっています。

大船渡市大規模林野火災を受けて発足した「大船渡よりそい・みらいネット」(発起人・阿部知幸フードバンク岩手副理事長)は住民相談の窓口を大船渡市盛町のサンリアショッピングセンター内に開設しました。
現行制度では「住宅が壊れた方」が被災者と捉えていますが、住家被害がなくても何かしら困りごとがある方がいらっしゃることを想定して、直接被害を受けた方も含め、解決できることから解決し将来につなげていきたい。そんな思いが詰まった「無料相談会」です。

相談は予約不要ですが、相談状況によってはお待ちいただくことになるかも知れません。
4月も週2回ペースで継続していきます。どうぞ、ご利用ください!