日ごろ見守り訪問で伺っている高齢独居の男性陣と「お酒抜きの忘年会」を開催しました。
「飲み」には多少なりとも心得がある方々なので、忘年会のお酒抜きはちょっぴり申し訳ないと思いつつ・・・でしたが、集まってみれば最初こそぎこちなさはあったものの、ババ抜きは普段もの静かな人たちは大盛り上がりでした。

童心にかえっておどけたり、笑ったりしていたおじさんたちなのでした。

サロンのたびに「こんな感じで良かったかな?」とか「もっと出来ることってあったかもな・・・」とか通り一遍になってしまってはいないか、そんなことを思ってしまいます。
そうこうしているうちに会食が始まり「みんなで食べるとうまいなあ、やっぱり!」という参加者さん。こんな声を聴くと「やっぱり、やってよかった!」と思うのでした。伴走型支援は例えば「何を食べたか」ではなく「誰と食べたか」そして「ひとりにしない」ことが大事だと教わりました。次はちょっとお酒があるサロンもいいなあ。

わたしたちの活動は「社会的孤立」に対応するため「つながり続けること」を目的としています。
「つながり続ける」ことで「孤立しない社会の創造」を目指します。
伴走型支援の「家族機能の社会化」でいう何気ない日常の共有です。見守り訪問や生活相談のような「問題解決支援」もありますが、その人の生活そのものにつながり続ける「日常生活支援」を行いっています。
【記事 佐々木】