コミュニティサポーター便り

東日本大震災で被災した世帯が入居する災害公営住宅は大船渡市内に25か所あります。
25か所の公営団地は震災から10年以上経過した今、少子高齢化と高齢独居者の入居率が高く自治会運営も担い手不足の状況です。
そんな中、コロナ渦は感染怖さで外に出る機会を奪い、誰とも話すこともなくひっそりと暮らす日々が「日常」的になってしまいました。外に出なくなると「人と人とがつながる」機会がなくなるだけでなく心身の健康にも影響を来すと思っています。

わたし達は公営住宅やその周辺地域を取り巻く状況と課題、その意向を整理して必要に応じて自治会運営が安定的に行われるためのサポートや相談受付、様々な機関へのつなぎ支援を行っています。
「コミュニティサポーター便り」は公営団地での出来事やおすすめゴトを各公営団地にお知らせしたり住民さんの「その気」にゆる~く語り掛ける方法のひとつです。
高齢化が進む公営団地ですが「もう年だから無理だ」ではなく「この年だから出来ること」でつながり続けることもいいなあと思うのです。
今回のコミュニティサポーター便りは「団地内清掃」を紹介しながら「お住いの団地でも如何ですか?」と発してみたというわけです。これから寒さが本格的になりますが、無理のない程度に外に出て人と会って笑ったり嘆いたり?お散歩したりも大事ですね。

【サポーター便り 東町事務所作成】【文 佐々木敦子】