4月22日は災害公営住宅訪問世帯、在宅訪問世帯の高齢独居のみなさん、スタッフ総勢11名で遠野市までバスハイクして来ました。新型コロナウイルス感染症に用心したり、日ごろ閉じこもり気味だった生活を抜け出して、みんなで春を愛でるお出かけとなりました。
コースは産直ともちゃんでトイレ休憩 → 綾織の桜並木 → 昼食(あえりあ遠野) → 伝承館 です。
今年の大船渡は桜の開花が早くて、3月末に開花し、4月22日にはもう桜は散っていましたが、遠野市は桜はちょうど見ごろ(満開)で、川沿いは桜並木が続いていました。

足腰に自信のない人もいたので、車窓から眺める桜が多かったですが、ランチ会場のあえりあ遠野のそばには、遠野市立博物館があり、枝垂桜がちょうど満開で見事な咲きっぷりの下でパチリッ
ランチはあえりあ遠野で季節のお料理をいただき、次は伝承園です。

伝承園は遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実現などが体験できるそうです。「語り部」さんの「オシラサマ」など遠野地方に伝わる民話を楽しみました。

久しぶりにお出かけするみなさんは高齢の方も多かったので、遠出ということもあり、最後はちょっとお疲れ気味でした。見学場所には薄暗く段差があったり、手すりがなかったりする場所もあり、出かける前にきちんと確認すべきでした。それでも最後は「今日は楽しかったよ~」と声を掛けていただきました。
イベントをひとつ終えるたび、あーもしたかった、こーもすればよかったなど振り返るといろんな思いが湧きます。それを次の機会につなげていきたいですね。「今日もいい日だった」と。
文:佐々木 敦子