2023年 残念だった「ひまわりプロジェクト」

今年の夏はどうしようもなく猛暑続きでしたね。ようやく朝晩の涼しさにホッとする今日この頃です。

さて、5月から始まった今年の『ひまわりプロジェクト』は発芽から開花するまで地元の住民さんと一緒に育てた甲斐あって「Sunflower開花」でもご覧のとおり見事に開花してくれました。

が・・・幼葉の段階で葉っぱに大量のウリハムシ(害虫)が大発生。見る見るうちに葉っぱが穴だらけになり、中には茎が枯れそうになっているものもあり・・・やっと大きくなってきたのに。

地域の人たちや見守り訪問してる方と草取りや、密生している苗を植え替えして畝をきれいに整えたりと手を掛けてきたひまわりです。何とか元気になってもらいたい一心で害虫駆除剤を使用してしまったことが運の尽きでした。

ウリハムシが大量発生

種を付ける時期に、収穫の準備に取りかかろうと「ひまわりの育て方」マニュアルを読み返したら、化学肥料や農薬、殺虫剤を使うのは好ましくないとあり、愕然としました。望みをつないでシャロームさんに問い合わせしましたが、やはり返事は「残念ですけど」でした。種を動物園で活用してもらうことは出来ないかと問い合わせしたら「人より個体が小さい動物ではもっと危険が増します」と・・・ああ、おっしゃる通りです。

しかし、落胆ばかりもしていられません。地元の人たちや訪問しているお宅へ切り花にして配ることにしました。昨年よりも畑を広げ、昨年よりも立派に育ち、昨年よりも可愛く咲いてくれたひまわりを「夏の花だね~」と愛でてもらったので、少しはお役に立てた気がしています。
そしてひまわりは立ち枯れ、畑の後片付けも終了しました。

地域のみなさんと
また来年!(^^)/

今年はいっぱい種を福島の皆さんへお届けできるかな~と期待が大きかった分、この結果は残念でなりません!来年は“無添加”で安全な種を収穫できるよう、新たな気持ちで取り組みます。

ひまわりの『絆』づくりはハプニングはあったものの、多くの人たちが関心を示してくれました。地域の人たとも協働することが出来てました。こうして2023年の「ひまわりプロジェクト」は幕を下ろしました。みなさま、ご協力本当のありがとうございました!心から感謝申し上げます!また来年!ヾ(^v^)k

【記事:大和田】